MSL職

メディカルアフェアーズ部

基礎工学部生物工学科
2003年入社

現在の仕事内容は?

免疫・アレルギー領域で上市している製品において、社外医科学専門家との科学的交流を担うメディカルサイエンスリエゾン(MSL)として活動しています。
学会や論文、専門家へのヒアリングなどの情報を基に製品もしくは対象疾患の治療における医療ニーズ(アンメットメディカルニーズ)を特定、さらにそれらニーズを満たすのに必要な洞察(インサイト)の評価を行ったうえで、臨床研究などの中で最も効果的な手段を選択します。さらにそれらの活動から得られた結果の学会発表や論文化を通して、医療現場へ還元されていく迄の証拠(エビデンス)の普及を担っています。
特定の製品におけるメディカルアフェアーズ(MA)活動の計画や遂行に、多くの社内外関係者と協力しながら携わっています。

最も印象的な仕事は?

当時まだMRとして訪問していた施設の医師からの相談を取り次いだことで、自社製品の適応拡大を目指した臨床試験(治験)を実施することが会社全体でも意思決定されたという経験が最も印象的です。
疾患やその治療に対する医師の想いや会社に求める期待について、何度も意見交換して会社へ適切に伝わる様に丁寧に翻訳する役割を担いました。社内外いずれの議論にも私自身が参加することは有りませんでしたが、アンメットメディカルニーズを持つ疾患に対して実に多くの部署の関係者が慎重にかつ十分に議論を重ねて、医師とも様々な相談を行いながら、決断がされたそうです。
今振り返ると、「そこにアンメットメディカルニーズがあり、その先に患者さんがいることを会社全体で想像するためのサポートができた」と感じています。

目下取り組んでいる挑戦は?

一言で表現すると、日本を基軸としたグローバルスペシャリティファーマのMA機能を発展させることに日々挑戦しています。
この数年、欧米やアジア各国において同じ製品や同様のMA活動に関わっているメンバーと意見交換する機会が増えてきました。
欧米と比べると日本におけるMAの歴史は浅く、業界や社内でその機能や役割が十分認知されている状況ではありません。日本発の協和キリンはその特徴を活かしながら他の組織にはない役割を果たして、いかに機能を発展させていくかという未知の経験を言語の壁と一緒に乗り超えるように楽しんでいます。

目指すキャリアは?

日本発の協和キリンをグローバルでも力強く牽引できるグローバルスペシャリティパーソンになることです。
協和キリンは現在、積極的に海外に展開しています。グローバルに活躍できる機会が増えていますし、確かに海外のメンバーとの情報交換はとても刺激的ですね。担当する製品や疾患領域の活動を通して、協和キリンのMAやMSLの役割の発展に貢献します。今はまさに組織の成長期であり、そこに居合わせていることは光栄です。
今後も、地域や職種を問わず様々な経験に挑戦したいと思います。

※社員の部署・役職は取材当時のものです。