健康と豊かさの実現のために

協和キリングループは、グループが有する独自の事業基盤を活かしたCSV※1経営を進めています。製薬会社としての使命である革新的医薬品の創出・安定供給とともに、健康に関する社会課題の解決やQOL(生活の質)の向上を目指すことで、世界の人々の健康と豊かさに貢献していきます。

協和キリングループが目指すCSV:「健康」を基軸とした顧客価値の提供、医療費抑制に対する社会的要請への対応、予防医療・未病への貢献によりキリングループが目指すCSVに貢献します。
  1. ※1Creating Shared Valueの略で、社会課題への取り組みによる「社会的価値の創造」と「経済的価値の創造」の両立により、企業価値向上を実現すること。

「健康」を基軸とした顧客価値の提供

有効な治療法がない、あるいは治療の満足度が低いなど、画期的な新薬が待ち望まれている疾病領域があります。協和キリンは、最先端のバイオ技術を基盤とした革新的な新薬の創出、適応拡大・剤型追加や高品質な製品の安定供給で、世界中のアンメットメディカルニーズ(満たされない医療ニーズ)に応えていきます。

研究開発の分野では、グローバル戦略品(KRN23、KW-0761、KW-6002など)の開発を進めています。中でも遺伝性のくる病・骨軟化症の治療薬として、Ultragenyx社との共同開発を進めているCrysvita®(抗FGF23完全ヒト抗体ブロスマブ/KRN23)は、2018年4月、米国食品医薬品局(FDA)により承認され、米国で販売を開始しました。欧州でも同年2月欧州委員会(European Commission)から条件付き医薬品販売承認を取得しました。

また、抗CCR4ヒト化抗体モガムリズマブ(KW-0761)は2017年にFDAよりBreakthrough Therapy(画期的治療薬)に指定されました。欧州および米国で販売承認申請を行っています。

医療費抑制に対する社会的要請への対応

協和キリン富士フイルムバイオロジクスは、革新的な生産技術により、低コストかつ高品質なバイオシミラー医薬品※2を安定的に提供することを目指して開発を進めています。バイオシミラー医薬品は、医療費抑制という社会的な要請に応えると同時に、市場の拡大も期待されている分野であり、世界市場への展開を目指して開発を進めています。

2017年5月、欧州でヒト型抗TNF-αモノクローナル抗体製剤「アダリムマブ」バイオシミラー(FKB327)の販売承認申請が受理されました。

また、協和キリンフロンティアは、協和キリンの主力製品であるネスプ®のオーソライズドジェネリック※3の国内製造承認取得に向けた取り組みを進めています。

最先端のバイオ医薬品製造技術を用い、安定的、効率的に高品質な製品を提供することにより、医療費抑制に対する社会的要請に応えていきます。

  1. ※2新薬として承認されたバイオ医薬品と同等・同質の品質、安全性および有効性を有する医薬品で、バイオ後続品に関するガイドラインに従って異なる製造販売業者によって開発され、承認された医薬品。
  2. ※3先発医薬品の特許権を有している会社から特許実施許諾を受け製造販売される原薬・添加物・製造方法が同じ後発医薬品。

グローバルヘルスの向上への貢献

グローバルレベルで人々の健康に影響を与える課題に対して、その解決のために国際社会全体での協力や連携が必要な領域をグローバルヘルス(Global Health)と呼びます。2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」でも世界的な重要課題として位置付けられています。

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)への参画

協和キリンは2016年より、開発途上国の感染症に対する新薬創出を促進するための官民パートナーシップ、公益社団法人 グローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovative Technology Fund、以下「GHIT Fund」)に参画しています。2018年度より第二期活動に参画します。

GHIT Fundは、グローバルヘルス分野の製品開発に特化した世界初の官民パートナーシップとして、日本政府、日本の製薬企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカムトラスト、国連開発計画の共同出資により構成される、唯一の国際的な公益法人です。

協和キリンは、GHIT Fundの設立趣旨ならびにその活動内容に賛同し、現在治療法がない病気の新薬を患者さんに届けるための活動をサポートすることで、グローバルヘルスの向上に貢献していきます。

健康に関する社会課題解決への貢献

協和キリングループは、健康に関する社会課題解決のために、財団への寄付や疾患啓発活動を行っています。

医療の向上、医学・薬学の進歩への貢献

サイエンスに興味・関心を持つ層の広がりを願い、バイオテクノロジーに関する情報発信や、次世代を担う研究者へ助成活動を行っている加藤記念バイオサイエンス振興財団※へ寄附しています。

疾患啓発への貢献

人々の疾患への理解促進のために各国で行われているチャリティーイベントに、事業拠点の従業員とその家族が参加しています。

  • 小児がん患者さんの支援につながるマラソン大会(韓国)
  • パーキンソン病患者さんの支援につながるマラソン大会(アメリカ)
  • 白血病やリンパ腫の患者さんへの支援につながるチャリティウォークイベント(アメリカ)
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