運動

ウエストダウンの手助けに！ドローイン

以前よりもお腹まわりが気になってきていませんか？
年齢とともに基礎代謝が低下し、筋肉が衰えて運動をしなくなることで、
お腹の脂肪はつきやすくなります。
乾癬はメタボリックシンドロームにより悪化するといわれており、
診断基準のひとつである腹囲を減らすことが大切です。
今回はウエストダウンに特化した「ドローイン」という動きをご紹介します。

ドローインのやり方

背すじを伸ばした状態で、お腹全体を凹ませる。
そのまま30秒キープ。

POINT

• おしりの穴を締める
• 肩を後ろに引く
• へそを背中にくっつけるような意識で
• 呼吸は続ける

〇〇しながらドローイン

入浴しながら

入浴中は水圧によってお腹が凹みやすくなるため、
お腹が凹む感覚をつかむ練習にもなります。

階段を上りながら

ドローインしながら階段を上ることで、代謝率が
高まります。

基本のドローインにエクササイズをプラス！

基本のドローインができるようになったら、
ご自身の筋力や体調に合わせてエクササイズを追加してみませんか。
効果を出すためには、断続的でもよいので、長期間続けることが大切です。
ここでは、日常生活に取り入れやすい2つのエクササイズをご紹介します。

デスクワーク中にもできる机とイスでドローイン

• イスに浅く腰かけて、肘下を机に乗せる。
• 脇を締め、おしりを浮かせるような気持ちで、つま先に軽く体重をかけながらお腹を凹ませる。そのまま30秒キープ。

POINT

つま先に負荷をかけすぎて、前のめりになりすぎないよう注意しましょう。

背筋も鍛えて猫背を回避壁押しドローイン

• 立った状態で、背中全体を壁につける
• 壁を押すようにお腹を凹ませながら、同時に二の腕で壁を押す。そのまま30秒キープ。

POINT

腕だけでなく、背中全体を壁に押しつけて背筋を使いましょう。

石井 直方 監修, 植森 美緒 著: 30秒ドローイン！腹を凹ます最強メソッド, 高橋書店, 2009 より作成