協和キリン卓球部は、競技での活躍にとどまらず、地域社会とのつながりを大切にした活動にも力を注いでいます。その一環として実施したのが、京都市障害者スポーツセンターでの卓球交流会です。
この交流会は、第75回全日本実業団卓球選手権大会の熱戦が幕を閉じた翌日6月30日に開催されました。2年前にも同センターで卓球交流会を開催しており、今回の交流会にも前回参加された方々が多く顔を見せてくださいました。
当日は、卓球台ごとにグループが分かれ、選手たちが基本技術から応用テクニックまで、参加者一人ひとりのレベルに合わせて丁寧にアドバイスを行いました。選手によるデモンストレーションでは、巧みなサーブや力強いスマッシュ、ラリーの応酬に会場から大きな拍手が湧き上がりました。また、参加者の代表2名が選手と対戦するエキシビションマッチでは、緊張感と笑顔が入り混じりながら、会場全体が笑顔に包まれていました。
参加者の皆さまからは「普段なかなか基礎的な指導を受けられる機会がないので非常にいい練習になりました」「全国大会で優勝した選手と実際に卓球ができてとても嬉しいです」「前回に続き、今回もとても楽しい時間を過ごせました」といった温かい感想を多数いただきました。選手たちも、皆さまの卓球に対する情熱や卓球の純粋な楽しさに触れ、改めて卓球の素晴らしさを確認するとともに、逆に元気をもらう機会となりました。
このような交流会を通じて、スポーツの力で地域に貢献し、障害の有無や年齢を問わず、卓球を通じて多くの方々が笑顔でつながる場を提供できたことを心より嬉しく感じています。京都市障害者スポーツセンターのスタッフの皆さまには円滑な運営へのご協力に心から感謝申し上げます。協和キリン卓球部は、今後も「健康と豊かさに貢献し、人々に笑顔を届ける」ことを使命に、競技活動と地域貢献活動の両面でさらなる努力を続けてまいります。