Aplastic Anemia 再生不良性貧血(AA)ナビ

協和キリン
監修:

筑波大学医学医療系
医療科学・血液内科 教授 小原 直 先生

監修:筑波大学医学医療系
医療科学・血液内科
教授 小原 直 先生

特設レポート

患者さんと専門医がともに考える-再生不良性貧血 診断と治療のこれから-

はじめに

患者さんと医師のコミュニケーション向上を目指して

 再生不良性貧血は稀な病気であり、他の病気と見分けるのも難しいため、診断されるまでに時間がかかることがあります。また、患者さんの病気の重症度や生活背景などを踏まえて、治療法を選ぶことは容易ではありません。最初の治療で効果が得られなかった場合は、その後の治療へのモチベーションをどのように維持するかも大きな課題になっています。

 このような状況を踏まえ、再生不良性貧血患者さんと、治療に携わる医師の双方に対して再生不良性貧血の診断と治療についてのアンケート調査が行われました。その結果をもとに、「診断や治療の場面で患者さんと医師の間にどのようなギャップがあるのか」、「共通の課題は何か」について、意見交換をするアドバイザリー会議(意見交換の場)が開かれました。

 また、同会議では、再生不良性貧血の診断と治療の質の向上を目指して、患者さんと医師のコミュニケーションをより良くする方法や双方が納得して治療方針を決めていく「合意に基づく意思決定(Shared Decision Making;SDM)」を進めるための対策などが話し合われました。

*アンケート調査の概要

目的
再生不良性貧血の診断や治療に関する患者と医師の認識を把握し、両者のギャップや共通する課題を明らかにすること。
調査方法
インターネットを使ったアンケート
対  象
医師:過去5年間で5名以上の再生不良性貧血の患者さんを診ている医師
患者:再生不良性貧血と診断されて3か月以上たち、医療受給者証を持ったことがある方
回 答 数
医師:105名、患者:102名
実施地域
全国
実施期間
2024年10月25日〜11月5日

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2026年4月