KYOWA KIRIN

知ろう。ふせごう。慢性腎臓病-CKD-

監修:NPO法人 日本腎臓病協会 理事長 柏原 直樹先生

MENUBACK

腎臓病を悪化させないために

主な検査について

健康診断の結果、しっかり確認していますか?
一般的な健康診断で行われる検査も、慢性腎臓病(CKD)の早期発見の重要な手がかりになります。
また、腎臓の状態をくわしく調べ、効果的な治療方針を立てるためにも重要です。
腎臓の機能を調べるためには、主に以下のような検査が行われます。

主な検査の種類と概要
早期発見 尿検査

尿にたんぱく質や血液が漏れ出ていないかを検査します。ただし、発熱や激しい運動などでもこれらが出ることはあるので、1度検出されたら、必ず2〜3度繰り返して検査し、確認する必要があります。

健康診断で一般的に行われる検査ですが、 専用の測定キットを使えば、家庭でも行うことができます。

進行度合いの確認 血液検査

定期健診などで一般的に行われる検査です。
さまざまな値を調べて腎臓の働きをチェックしますが、そのなかでも大切なのが血清クレアチニン値です。
この血清クレアチニン値がわかると、腎臓の働きを数値的に確認することができます。

詳細な診断 画像診断

超音波検査や腹部CTなどで、腎臓の形、大きさや合併症(腫瘍や結石など)の有無を調べます。

腎生検

腎臓の組織を顕微鏡で検査して、正確な診断をします。