創薬研究「今日の楽しみ」を抱え出社し、
研究と向き合う

弓桁 洋ユミケタ ヨウ
研究開発本部 トランスレーショナルリサーチユニット 安全性研究所
2018年度入社

学生時代の専攻と入社理由は?

獣医学科で猫のウイルスについて研究し、大学院では分子細胞生物学を専攻していました。製薬会社での安全性研究は、これまでの経験を発揮できると考え志望しました。
協和キリンを選んだ理由は、技術力や創薬力に加えて、研究員が非常に真摯に説明をしてくれ「この人たちの仲間として全力で研究を楽しみたい」と深く感じたからです。

現在の仕事内容とその難しさは?

安全性研究所では起こり得る副作用を予測します。あらゆる可能性、回避方法について検証し、安全性を確保できる状況まで持っていかなければなりません。
予測の向上のため、数多くの新規評価系の研究、開発を精力的に行っています。間違った判断は患者さんの命に直結しますので、大きな責任を感じながら仕事をしていますが、自分の手で新しい評価系を生み出し、一連の創薬活動に組み込んでいく過程にやりがいを感じます。

挫折を感じたことはありますか?また、どう乗り越えましたか?

学生時代は研究過程でショックを受けることもありましたが、入社してから1日あたり8時間で効率的に作業を進めなければならず「独りで創薬するのは無理だ」といい意味であきらめられました。
それから他者と協働するチームワークを覚え「ショックを受ける出来事は何かのヒントで、改善のチャンスである」と考えられるようになりました。

協和キリンの魅力は?

困難な時こそ団結して目標に立ち向かう、熟成されたチームワークです。私たちの志にある「最高のチームになろう」というフレーズが大好きで、週に1回は思い出し、さらなる士気向上に役立てています。

仕事の職種ならではの面白さは?

自分の知見と経験を活かした研究が薬になり、患者さんの役に立つと思うと、自分の仕事に誇りを持てます。
また、上司に「1日1個は楽しみを抱えて会社に来てください」と言われてから、寝る前に必ず「明日の楽しみ」を考えています。今日仕掛けたあの実験はどうなっているか、動物の状態はどう変化するか、臨床医の先生はどんな意見を言ってくださるか。学生時代と変わらない研究のワクワク感を日々体感できるのは、この仕事の価値だと思います。

就職活動中の学生さんへ一言お願いします。

私が製薬会社に行こうと決心できたのは「これまでの経験、強みを最も発揮できる場所に行きたい」と心から思えたからです。協和キリンに入社したのは、研究員との座談会で「この人たちの仲間として全力で研究を楽しみたい」と深く感じたからです。
迷ったら無理に行動せず、何らかの決心や思い、覚悟が生まれるまで待ってください。その覚悟が自信になり、就職活動の成功や後悔しない人生につながります。その決意の対象が協和キリンであればうれしく思います。

One Day Schedule1日のスケジュール

  1. 08:00

    出社

    メールやチャット、1日のタスクを確認します。

  2. 09:00

    実験

    実験や動物の観察に取り組みます。

  3. 11:00

    実験結果のまとめ

    午前中の実験結果をまとめます。

  4. 12:00

    昼休み

    食堂で15分ほど食事をし、空いた時間で英語の勉強をします。

  5. 13:0015:00

    ミーティング

    プロジェクト会議では、複数の部署が参加します。現在の課題と解決策の相談をします。

  6. 15:00

    パートナー企業と面談

    実験を実施するパートナー企業と、委託試験の内容の確認やスケジュール調整をします。

  7. 16:00

    メールやチャットを確認
    本日の業務の振り返り

    毎朝作る「やることリスト」から終わったタスクにチェックをつけ、業務を振り返ります。

  8. 17:00

    退社

    退社してからは、家族で夕食を取って子どもとお風呂に入ったり、ゴルフの練習をしたり、趣味の昆虫標本を作ったり、海外旅行の計画を立てたりしています。

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