経皮吸収型 パーキンソン病治療剤「ハルロピ®テープ」国内販売開始のお知らせ
協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 昌志、以下「協和キリン」)は、2019年11月19日の薬価収載を受け、経皮吸収型 パーキンソン病治療剤「ハルロピ®テープ」(開発コード:HP-3000、一般名:ロピニロール塩酸塩、以下「本剤」)を本年11月29日に発売することをお知らせします。
本剤は、久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、代表取締役社長:中冨一榮、以下「久光製薬」)がTDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した全身性の経皮吸収型製剤であり、2019年9月20日に国内製造販売承認を取得しました。安定した血中薬物濃度を維持し効果を持続させることで、パーキンソン病治療剤の新たな選択肢となると期待しています。
2019年2月に久光製薬と締結した契約に基づき、本剤の国内での販売および情報提供活動は協和キリンが行い、協和キリンは売上高に応じたマイルストンを久光製薬に支払います。久光製薬ならびに協和キリンは、本剤の適切な情報提供を通じて、パーキンソン病患者様のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献していきます。
協和キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。
(製品情報)
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製品名 | ハルロピ®テープ8mg (HARUROPI® TAPE 8mg) ハルロピ®テープ16mg (HARUROPI® TAPE 16mg) ハルロピ®テープ24mg (HARUROPI® TAPE 24mg) ハルロピ®テープ32mg (HARUROPI® TAPE 32mg) ハルロピ®テープ40mg (HARUROPI® TAPE 40mg) |
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一般名 | ロピニロール塩酸塩 |
効能・効果 | パーキンソン病 |
用法・用量 | 通常、成人にはロピニロール塩酸塩として1日1回8mgから始め、以後経過を観察しながら、必要に応じて1週間以上の間隔で、1日量として8mgずつ増量する。いずれの投与量の場合も1日1回、胸部、腹部、側腹部、大腿部又は上腕部のいずれかの皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える。なお、年齢、症状により適宜増減するが、ロピニロール塩酸塩として1日量64mgを超えないこととする。 |
製剤の大きさ | ハルロピ®テープ8mg 5.33cm2 ハルロピ®テープ16mg 10.67cm2 ハルロピ®テープ24mg 16.00cm2 ハルロピ®テープ32mg 21.33cm2 ハルロピ®テープ40mg 26.67cm2 |
薬価 | ハルロピ®テープ8mg 404.90円/1枚 ハルロピ®テープ16mg 623.00円/1枚 ハルロピ®テープ24mg 801.50円/1枚 ハルロピ®テープ32mg 958.40円/1枚 ハルロピ®テープ40mg 1,101.00円/1枚 |
製造販売承認取得日 | 2019年9月20日 |
薬価基準収載日 | 2019年11月19日 |
製造販売元 | 久光製薬株式会社 |
販売元 | 協和キリン株式会社 |
発売日 | 2019年11月29日 |