
トップメッセージ
協和キリンは「ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します」という経営理念のもと、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして、先進的な抗体技術をはじめ多様な創薬技術を駆使し、病気と向き合う人々の笑顔のために、画期的な新薬を生み出すべく研究開発に日々挑んでいます。
私たちは2030年を見据えたビジョンとして、「イノベーションの情熱と多様な個性が輝くチームの力で、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現します」を掲げています。
このビジョンを達成する戦略としての「Story for Vision 2030」では、自社で注力する疾患領域を骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患、希少疾患と明確化し、先進的な抗体技術や造血幹細胞遺伝子治療(HSC-GT)といった多様なモダリティを駆使しオープンイノベーションやパートナー連携も活用しながら、価値の創出と提供を推進しています。私たちは満たされていない医療ニーズを見出し、そのニーズに応えるための新たな薬やサービスを創出し提供すること、患者さんとともにイノベーションを起こすことで、病気と向き合う人々が「生活が劇的に良くなった」と感じ笑顔になる、そのようなLife-changingな価値の継続的な創出を目指しています。
そして、それを支える「人の力」が不可欠です。2008年の当社設立時に作成した「私たちの志」の一節に、「私たちは、決して大きな会社ではない。でも私たちには、どんな大きな会社にも負けないものがある」というフレーズがあります。規模の大きさの追求ではなく、「違いを生み出す」という視点が私たちの根底にはあります。そして、患者さんから「人生が変わった」という声を聞くことは、私たちの原動力であり、組織全体の活力を生み出します。従業員が誇りを持ち、笑顔で働ける環境こそが、さらなるイノベーションの源泉と考えています。
これからも全社員の力を一つにして、世界の人々の健康と豊かさに貢献してまいりますので、皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役会長CEO
宮本 昌志
代表取締役社長COO
アブドゥル・マリック