Technology-driven
drug discovery

創薬テクノロジー

協和キリン独自のバイオテクノロジーで、
創薬の未来を拓く

モダリティシフトへの取り組み

近年、生命科学の著しい進歩により、生体機能や疾患に関する新たな知見が飛躍的に増え、より効率的で合理的な創薬を進める環境が整いつつあります。
協和キリンには、遺伝子組換え技術で作製したタンパク質(組換えタンパク質)や抗体を用いて、血液中の成分や細胞の働きなどを制御する医薬品を生み出してきた強みがあります。私たちは、このようなバイオ技術に基づくモダリティをさらに発展させ、生体機能をより高度に合理的な方法で制御する創薬に取り組んでいます。

先進的抗体医薬

独自の抗体技術を基盤に〈高薬効・高選択性〉を追求する

協和キリンには、独自に確立したポテリジェント技術(POTELLIGENT®)や完全ヒト抗体作製技術をはじめとした、抗体特性の強化および効率的な抗体創製を可能にする高品質な基盤技術が整っています。また、独自のバイスペシフィック抗体技術「REGULGENT®」を搭載した抗体医薬品の臨床開発など、成長のための研究開発投資に注力していきます。

バイスペシフィック抗体技術
(REGULGENT®

従来の抗体医薬品は1種類の抗原としか結合できませんが、バイスペシフィック抗体は、2種類の抗原と結合できる画期的な技術です。これにより、ターゲットとなる組織や細胞を的確に狙って強力な効果を発揮することが可能となりました。

当社の研究開発技術の中で
臨床試験および上市まで進んだ数

  • 開発中 5
  • 承認済み 4

技術には、POTELLIGENT、REGULGENT、
完全ヒト抗体作製技術および
ADC(抗体薬物複合体)

が含まれます。

  • ライセンスアウト(導出)の件数は含まず。

先進抗体の研究へ

協和キリンでは、これまで培ってきた抗体技術研究を発展させた、独自の抗体技術の開発に取り組んでいます。疾患研究から得た新たな発想や
in silico 創薬などを組み合わせ、“高薬効”と“高選択性”を追求する先進的抗体技術を生み出すことにより、Life-changing な価値の創出を目指します。

造血幹細胞遺伝子治療

造血幹細胞遺伝子治療(HSC-GT)は、遺伝性疾患の根本的な原因を1回の投与で改善できる可能性があります。この治療法では、体中に広く分布する多様な血液細胞を継続的に供給する造血幹細胞(HSC)を活用します。患者さんのHSCを体外に取り出し、遺伝子変異の修正や治療的な機能を付加した上で体内に戻して生着させることで、HSCが疾患を制御する役割を担うようになります。

造血幹細胞遺伝子治療(HSC-GT)(造血幹細胞+治療のための遺伝子→遺伝子導入→自己複製→単球/マクロファージ/顆粒球/T細胞/B細胞/ナチュラルキラー細胞/巨核球/赤血球)体内のあらゆる箇所に治療遺伝子を送達可能導入された細胞は体内で増殖するため効果の継続が期待される

協和キリンにおける
造血幹細胞遺伝子治療への
取り組み

バイオテクノロジーとHSC-GTの融合から、次世代遺伝子治療を切り拓く

協和キリンの子会社であるOrchard Therapeutics社は遺伝子治療のグローバルリーダーです。同社は、これまで有効な治療法が確立されていなかった異染性白質ジストロフィーに対する遺伝子治療薬を開発・上市しています。現在、私たちはムコ多糖症Ⅰ型ハーラー症候群、ムコ多糖症Ⅲ型サンフィリッポ症候群A型、さらには前頭側頭型認知症やクローン病の遺伝的サブタイプなどへのHSC-GTの可能性を探っています。
また、これまでに協和キリンが培ってきたバイオテクノロジーの強みと、Orchard Therapeutics社が持つHSC-GTの知見・技術を融合させ、造血幹細胞や体外遺伝子操作の枠を超えた次世代の新技術「Beyond HSC-GT」の研究を推進していきます。これにより、未だ治療法が確立していない疾患に対し、新たな治療選択肢の提供を目指します。

これらの最先端技術を活用した協和キリンの最新の医薬品開発のパイプラインはこちらから確認できます。