Production and
Quality Assurance

生産・品質保証の体制

信頼を世界に届ける、確かな品質と安定供給への取り組み

我々にとって10万本の中の1本で
あっても、患者さんにはその1本が全て

Life-changingな価値を生み出すために新たな技術を開発すること、医薬品の開発を促進すること、そして、確かな品質の医薬品を安定的に供給すること、これが製薬企業にとって何よりも大切なことです。従業員一人ひとりが「患者さんの笑顔を作り続けること」に対して責任感を持つことが非常に重要だと考えています。

Chief Supply Chain Officer (CSCO) &
Global Manufacturing Head
藏夛 敏之

高い品質と安全性、
コンプライアンスポリシーを守りぬく

私たちのミッションは、戦略的なグローバル品質ロードマップを実行することで、安全で有効な高品質の製品とサービスの提供を確実にすることです。私たちは、品質、コンプライアンス、そしてインテグリティにコミットし、チームに権限を与え、ステークホルダーに価値を提供し、患者さんとの信頼を築きます。

Global Quality Assurance Head Jonathan Patroni

数字で見る協和キリンの生産

  • 協和キリンの自社工場

    2工場

    高崎工場

    宇部工場

  • 生産関連の研究所

    国内2拠点

    バイオ・低分子医薬品

  • 培養タンク規模(最大)

    12,000 Lスケール

  • バイオ医薬品製造の歴史

    30 年以上

  • 再生可能
    エネルギー利用率

    100%

    国内工場

    電力

  • 開発中の新薬

    18 品目

安定生産を実現する
最高のチームワーク

生産本部バイオ生産技術研究所 / 研究所で確立した製品に対する分析方法を工場に移管し、分析方法の検証(バリデーション)を実施→品質本部高崎品質ユニット / 品質管理方法をプロセスと分析規格の両面から協議し、申請資料を作成反映、上市後も互いに協力して安定生産に尽力する。→生産本部高崎工場原薬部 / 研究所で確立した原薬と製剤の製造プロセスを工場に移管し、製造方法の検証(バリデーション)を実施。

世界水準の品質保証体制

医薬品は人命に直結する製品だからこそ、その「品質」は製薬企業、また、従業員一人ひとりが負うべき責任です。患者さんや医療従事者、各国の規制当局や社会からの信頼を得るためには、確かな品質とコンプライアンスの遵守が不可欠です。協和キリンの品質保証部門は、製造・流通などあらゆる工程が関連法規に準拠して適切に行われていることを確認し、患者さんにお届けする医薬品の品質に問題がないことを保証する重要な役割を担っています。

グローバルで統合された
品質マネジメントシステム

協和キリンは、グローバルで「eQMS(エンタープライズ/電子品質マネジメントシステム)」を導入。変更管理、逸脱管理、是正・予防措置(CAPA)、教育、文書管理、監査、サプライヤー管理など、多岐にわたる品質保証業務を完全な電子プロセスでカバーしています。これにより、グローバルで一貫した水準で、各国の関連法規の要求を満たすためのプラットフォームを整備しています。

安定供給を支える
高効率な生産体制

開発段階から上市後のライフサイクルを通して、確かな品質の製品の早期上市と安定供給を実現しています。また、育薬研究および新技術の研究開発に継続して取り組むことで、確かな品質の製品を継続して送りだします。そのために生産技術開発、製造、分析技術研究、製造承認申請など各所と密に連携を取り合い、すぐれた医薬品の開発に挑戦しています。

製品出荷までの流れ

原薬・製剤製造計画→原薬製造(培養・精製)→製剤製造(充填・検査・包装)→出荷
開発品の分析、プロセス研究、申請業務(低分子医薬品→CMC研究センター/高分子バイオ医薬品→バイオ生産技術研究所)製品の商業生産、品質管理(外部委託含む)(低分子医薬品→宇部工場/高分子バイオ医薬品→高崎工場)

協和キリンの
バイオ医薬品生産

バイオ医薬品は多様な分子種を含む不均一な集合体なので、品質を制御するためには卓越した技術が求められます。協和キリンは、エリスロポエチンの製造開始以来培ってきた生産・分析技術を駆使し、抗体医薬品など多くのバイオ医薬品を送り出してきました。近年は独自の抗体技術やタンパク質工学を活用したバイオ医薬品に加え、シングルユースや連続生産などの新技術を開発し、さらに生産性の高い工場を目指しています。

協和キリンの低分子医薬品生産

低分子医薬品の原薬生産では、確かな品質の追求はもちろん、高効率な合成ルートの探索や製造プロセスの構築を行います。生産段階では、患者さんに適した剤形の選択、製剤の品質をさらに高めるため、原材料や製造条件の最適化を行います。さらに、服薬や取り扱いのしやすさなどの付加価値を与える製剤技術(口腔内崩壊錠、苦みマスキング、分割錠、小児用顆粒やドライシロップなど)の適用や、薬の価値を最大限に引き出す製剤技術(溶出コントロール技術、溶解性改善技術、ターゲッティング技術など)を駆使し、患者さんご本人や支える方々に貢献できるよう取り組んでいます。

?バイオ医薬品とは

高い薬理作用を有するタンパク質、およびその他の生体分子などを活用した医薬品です。
標的に対する親和性が高いため、副作用が少なく、高い効果が期待されます。

?低分子医薬品とは

比較的低分子量の、化学合成によって製造される医薬品です。

協和キリンの医薬品

協和キリンの医薬品で治療を受けている患者さん・ご家族の方へ、医薬品を適正にご使用いただくための情報を掲載しています。医薬品を含む治療は、患者さん一人ひとりの特性を考慮し医師により判断されています。わからない点がある場合はご自身で判断をせず、必ず医師・薬剤師・看護師にご相談ください。

生産拠点

CMC研究センター

医薬品のタネを、効率よく、高品質に作れるかを検討し、研究する

「CMC研究センター」は、主に低分子医薬品に関する原薬プロセス研究、製剤の処方設計及び製造方法の構築、治験薬製造、原薬及び製剤の試験法開発、申請業務、生産工場への技術移管、維持管理、育薬研究などを行っています。
また、研究本部に属する「富士リサーチパーク」との連携により、画期的な医薬品の研究開発を進めています。

バイオ生産技術研究所

プロセス研究で「無限の付加価値」を生み出す

バイオ生産技術研究所は、抗体医薬品などバイオ医薬品の製造プロセスの構築、分析技術の開発、製剤設計などを行っています。
これまでに培った独自の技術やノウハウに最先端技術を組み合わせ、世界トップクラスの生産性と品質を実現するバイオ医薬品生産技術の確立に取り組んでいます。

高崎工場

国内最先端のバイオ医薬品分析設備で確かな品質のバイオ医薬品を安定的に生産・供給しつづける

高崎工場は、エリスロポエチン製剤の製造に始まる30年以上の経験により培った協和キリンの独自技術を継承し、バイオ医薬品を中心に生産しています。併設のバイオ生産技術研究所で開発されたプロセスを基に、治験薬の製造、原薬並びに製剤を高効率で商業生産するための体制を構築しています。
確かな品質のバイオ医薬品を安定的に生産・供給し続けることで、国内外の医療に貢献してまいります。

バイオ医薬品の生産を担う高崎工場の360°動画を公開別ウィンドウで開きます

宇部工場

DXを積極的に取り入れたオートメーション工場

宇部工場は経口固形製剤を専門に、最先端のエンジニアリング技術を導入した大量生産型自動化工場です。最新の製造技術とチェック体制のもと、確かな品質の医薬品を高効率で生産・供給しています。
また、緑豊かな自然と調和した、環境にやさしい公園工場でもあります。

サンフォード工場

バイオ医薬品の製造から人材育成までを担う北米新工場

2027年竣工予定の米国ノースカロライナ州サンフォード工場は、最先端技術を導入し、臨床および商業生産を目的としたバイオ医薬品の製造を行います。この新施設の稼働により、当社のグローバル供給体制を拡充し、さらに安定かつ効率的なサプライチェーンを構築します。また、バイオ医薬品製造の新たな中核拠点として、グローバルな製造人材の育成と能力開発を推進していきます。
協和キリンの北米新生産拠点の始動に、どうぞご期待ください。