協和キリン、高崎工場に最新鋭の自動化倉庫棟が本格稼働
~自動化・BCP対応・グローバルGMP水準への準拠で次世代の医薬品物流を実現~

協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:アブドゥル・マリック、以下「協和キリン」)は、バイオ医薬品の生産を担う高崎工場(群馬県高崎市、工場長:松永 直樹)において、整備を進めてきたC地区倉庫棟が2025年5月31日に竣工し、2026年3月1日より正式に稼働を開始したことをお知らせします。本施設は、効率を優先した自動化を推進するとともに、日米欧三極のGMP規制および国際的ガイドラインにも機能対応した次世代型の医薬品物流拠点です。基本設計はキリンエンジニアリング株式会社、実施設計・監理および施工は戸田建設株式会社が担当しました。

本倉庫棟は、高崎工場の生産量増加に伴う保管需要(原薬・製品・原料資材・参考品)に対応すべく、既存倉庫棟の機能を集約した新規施設として建設されました。生産能力100%稼働を前提とした保管規模と、増築・拡張を見越したゾーニングにより長期的な事業計画にも柔軟に対応します。倉庫管理システムによる在庫管理・トレーサビリティ強化に加え、大規模自然災害BCP方針に準拠し、免震構造・非常用バックアップ電源・3mの水没対応・冷蔵冷凍設備の冗長化を備え、災害時でも倉庫機能を安定継続できる設計となっています。さらに太陽光発電設備の導入や、バリアフリー・カフェテリア設置など持続可能で従業員の働きやすい環境も整備されています。

外観
常温立体倉庫

協和キリンのChief Supply Chain Officer(CSCO)藏夛敏之は、次のように述べています。「C地区倉庫棟の3月1日の稼働開始は、協和キリンの安定的なサプライチェーン構築に向けた重要な一歩です。本施設は自動化による作業効率化・省人化を実現するとともに、国際的なGMPガイドラインへの対応、そして大規模災害時にも倉庫機能を継続できるBCP対応を兼ね備えております。長期的な事業拡大を支える柔軟性と、患者さんに医薬品を安全・確実にお届けするための信頼性を両立したこの施設を、今後のグローバルな事業成長の基盤として最大限に活用してまいります。」

協和キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。

GMP(Good Manufacturing Practice):
「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準」のこと。医薬品の製造において、原料の入庫から製造、出荷に至るすべての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造管理・品質管理の基準を指します。
施設概要

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名称C地区倉庫棟
規模RC‐S造一部S造、免震構造。地上3階建て塔屋1階
敷地面積 7,506.39㎡、建築面積 4,215.13㎡、延床面積 6,630.81㎡
投資額73億円
用途原薬、製品、原料資材、参考品などの保管
竣工2025年5月31日
特徴
  1. BCP対応を重視し、災害(地震、停電、水没)発生時でも倉庫機能を安定継続可能
  2. 3極GMP(日本、米国、欧州の医薬品製造管理基準)ならびに国際的ガイドラインに準拠
  3. 倉庫管理システムによる保管設備、現場作業との情報連携を行うことで、在庫管理および作業効率化
  4. 太陽光発電設備を設ける事で、省エネ化を推進
設計キリンエンジニアリング株式会社
施工戸田建設株式会社関東支店