CSR調達
(サプライチェーンにおける取組み)

協和キリングループはサプライヤーのご理解とご協力を得ながら、サプライチェーン全体でCSR調達を推進していきます。

高品質の製品を安定して供給するために、オープンでフェアなCSR調達に取り組んでおり、サプライヤーとともにCSR調達を推進していくことを表明した「協和キリングループ調達基本方針」※1を定めています。
また、CSR調達の重要性の高まりから、「協和キリン CSR調達ガイドブック」の中で「サプライヤー行動指針」を制定しています。「サプライヤー行動指針」では、人権尊重、法令遵守、環境保全、情報管理等について、サプライヤーにご協力いただきたい事項をまとめています。

  1. ※1:キリングループの方針に準じ策定した「協和キリングループ行動規範」に基づき「協和キリングループ調達基本方針」を策定しています。

CSR調達の推進は、各部署がそれぞれの課題をアクションプランに盛り込み、課題解決の取組みを進めています。また、協和キリングループCSR委員会で取組みの進捗を報告しています。
CSR調達を実践することの重要性を、全従業員の共通認識とするため、全従業員向けの教育を2020年も継続して実施、2019年からは国内グループ会社も教育の対象範囲に加えています。

今後は国内外グループ会社と当社の調達組織の連携を通じてサプライヤーのCSR調達推進基盤を構築していきます。

協和キリングループ 調達基本方針

協和キリングループは、お客様にとって価値のある安全で高品質な製品・サービスを提供し、協和キリングループ経営理念『ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します』を実現するために、サプライヤーと協力しオープンでフェアな調達活動を実施します。

  1. 品質本位
    1. 調達活動においては、「協和キリングループ 品質基本方針」に沿って安全と品質を優先し、さらにコストについても重視します。
    2. お客様にとっての価値を向上させる新しい技術やご提案を歓迎します。
  2. オープンでフェアなお取り引き
    1. サプライヤーの選定は、品質(Q)・コスト(C)・納期(D)・安定調達のほかに、CSRへの取り組み、技術力および提案力等を総合的に評価したうえで行います。
    2. 複数のサプライヤーからの競争見積りによる調達を原則とし、公平な参入機会を提供します。
  3. コンプライアンスの遵守
    1. 社会規範、関連する法令およびその精神を遵守し、社会に信頼される良識のある活動を実施します。
    2. 調達に関わる担当者は、いかなるサプライヤーとも個人的な利害関係を持ちません。社会規範から逸脱するような不当な謝礼や贈答品は受け取りません。寄付や協和キリングループの製品・サービス等の利用を強要しません。また、互恵取引を前提とした調達活動を実施しません。
  4. 環境への配慮
    1. 法令、条例および業界の自主基準に加えて、協和キリングループ各社でも自主基準を設定し、自然と調和・共存する社会づくりを目指します。
    2. 「協和キリングループ 環境基本方針」に則り、環境への配慮、汚染の防止を心がけ、サプライヤーと協力し地球環境に配慮した調達活動を実践します。
  5. サプライヤーとの相互の信頼と繁栄
    1. サプライヤーと長期的な信頼関係を築き共存共栄を図ります。また、サプライヤーと協力しリスクの適切な管理と未然防止を徹底し、社会と経営への影響を回避する取り組みに努めます。
    2. サプライヤーにご提供頂いた個人情報および営業秘密については適切に管理し、ご提供者の了解なく社内外に公表しません。
  6. CSR調達の推進

    CSR調達を積極的に推進し、サプライヤーと共に持続可能な社会の発展に貢献していきます。

CSR調達を推進するためには、サプライヤーの皆様に当社のCSRに対する考えと取組みへのご理解とご協力をいただくこととが不可欠であると考えております。

協和キリンでは、「持続可能な調達」をサプライヤーとともに推進するために、2021年6月1日付で、『協和キリンCSR購買ガイドブック』を『協和キリンCSR調達ガイドブック』に改正します。

CSRアンケートの実施

「サプライヤー行動指針」の項目に沿って、毎年CSRアンケートを実施し、サプライチェーンにおけるCSR活動の現状分析と課題抽出に取り組んでおります。なお、CSRアンケートの結果は、ご回答いただいたサプライヤーにフィードバックしております。

2019年からは海外のサプライヤーへのCSRアンケートを実施しております。

対応状況の推移2018-2020年CSRアンケート結果※2 2020年:品質方針78.9%、不正取引99.1%、法令順守98.5%、情報セキュリティ96.5%、上流サプライヤーへの取り組み68.6%、ハラスメント防止87.3%、労働災害対策約99.3%、BCP策定約86.0%、温暖化対策約46.6%、生物多様性の配慮約31.4%、グリーン調達64.9% アンケート回答サプライヤー数:684社 2019年:品質方針78.2%、不正取引100%、法令順守98.2%、情報セキュリティ97.7%、上流サプライヤーへの取り組み67.4%、ハラスメント防止86.1%、労働災害対策約98.3%、BCP策定約85.4%、温暖化対策約45.3%、生物多様性の配慮約29.9%、グリーン調達64.4% アンケート回答サプライヤー数:707社 2018年:品質方針78.3%、不正取引98.6%、法令順守98.0%、情報セキュリティ96.5%、上流サプライヤーへの取り組み59.7%、ハラスメント防止85.5%、労働災害対策約98.6%、BCP策定約84.3%、温暖化対策約53.0%、生物多様性の配慮約34.2%、グリーン調達59.7% アンケート回答サプライヤー数:440社 ※2 数値は項目に対応しているサプライヤーの割合を示しています。

2020年CSRアンケート結果からみえる現状と課題

  • 2019-2020年の2年間は全般的にほぼ同様の傾向にありました。
    その中でも不正取引、情報セキュリティ、法令遵守に関しては過去3年とも高いスコアで、組織統治の強化、公正な事業慣行が認められます。
  • 温暖化対策、生物多様性などの環境面に関する活動においては、全体的にスコアが低くなっております。
    持続可能な社会の実現に向け、環境面に関する活動を推進していく必要があります。
  • 職場の安全性(労働災害対策)、人権尊重(ハラスメント防止)に関する取組みは上昇の傾向があり、継続的な労働慣行の改善が見受けられます。
  • 事業継続計画に関しては8割以上が「緊急時の対策を準備している」と回答、様々なリスクに対する高い意識が垣間見えます。
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の中、人権問題が取りざたされています。コロナ渦における人権の配慮の有無を問いかけたところ、9割超のサプライヤーで配慮していることが伺えました。

サプライヤーとの交流

当社グループは「協和キリングループ 調達基本方針」に基づくCSR調達活動に対する理解をサプライヤーに深めていただくための機会を提供しています。

実施内容

  • CSR調達の説明会
  • サプライチェーン全体の課題やその解決策に関し情報交換などを行うサプライチェーン交流会
  • サプライヤーへの個別の訪問や面談、メール等を通じてCSR上の課題の確認・共有
  • 品質部門監査時における調達担当者による同行
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が継続している場合は、交流方法をリモート形式等に切り替えることも検討してまいります。

サプライヤーとの取引契約

新規に取引を開始する際に、CSR調達ガイドブックを説明しご理解、ご協力をお願いしております。
新規取引予定が多い場合などは、適宜サプライヤーの皆様に向け説明会を開催してまいりました(2018年 高崎工場)。

継続して取引しているサプライヤーにおいても、CSRに関する条項を追加し、契約締結をしております。

今後に向けて

協和キリングループは、サプライヤーの皆様のご協力をいただきながらCSR活動の現状を振り返り、課題を認識し、改善に努めています。特に社会的に注目の高い課題として、贈賄・人権デューデリジェンスを実施しており、今後も継続してまいります。環境保全についても、課題認識して温暖化防止などにつながる活動を推進しています。

今後は、協和キリングループとサプライチェーン全体の連携をより一層強め、すべてのサプライヤーとともにCSR調達を積極的に推進していきます。

サプライヤーホットライン

調達取引に関するコンプライアンス上のお問い合わせ(サプライヤーホットライン)

サプライヤーの皆様が、当社グループとのお取り引きにおいて、当社グループ社員などによる法令等の違反行為(または、そのおそれがある行為)を認識された場合に、皆様から情報を提供していただくための受付窓口を設置しています。当窓口は調達担当部署からは完全に独立しており、情報提供されたお取引先様に対して不利益な取り扱いが行われないことを保証いたします。また、事実関係の調査におきましてご協力をいただく場合があります。

お問い合わせには、お問い合わせフォーム冒頭のご注意事項にご同意いただき、ご利用願います。

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