People & Culture社長メッセージ:協和キリンのDE&Iとプライド月間について

代表取締役社長 宮本 昌志

協和キリンは、イノベーションへの情熱と多様な個性が輝くチームの力で、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を実現することを「2030年に向けた新ビジョン」で掲げています。

昨年には協和キリングループとして、グローバルDE&I(D:ダイバーシティ(多様性)、E:エクイティ(公平性)、I:インクルージョン(受容))宣言を策定しました。私たちひとりひとりが自らの偏見と向き合い多様な思想や価値を理解し、職場における不均衡を是正するための地道な努力を惜しまず、誰もが自分らしく働きやすい環境を整えることがビジョン達成には重要です。
さて、6月は、LGBTQ+の権利について啓発を促す「プライド月間(Pride Month)」です。

LGBTQ+ムーブメント

1969年6月末、米国ストーンウォールでLGBTQ+の人々によって市民権運動を掲げたことをきっかけに、毎年この時期に欧米各地でパレード(プライドパレード)が開催されるようになりました。日本でも2012年より「東京レインボープライド」が毎年ゴールデンウィーク頃に開催され、LGBTQ+ムーブメントを象徴するイベントとなっています。多様なバックグラウンドの従業員を擁する当社もこうした取り組みに賛同し、性的指向や性自認に基づく差別に立ち向かい、誰もが平等に成功、成長の機会を享受するインクルーシブな職場づくりを目指します。

「多様な個性が輝くチームの力」を生み出すもの

LGBTQ+は、当事者がカミングアウトしない限り周囲からはわかりにくいという特徴があり、身近に当事者がいても気が付かないこともあります。そのため、DE&Iを意識していないと知らないうちに当事者が傷つき、周りに合わせて本来の自分らしさを隠さざるを得ない状態になりかねません。DE&Iを常に意識実践することで、ものの見方や考え方に多様性があり、お互いに無防備でさらけ出せる職場となることがビジョンで述べている「多様な個性が輝くチームの力」を生み出します。そのためにも、協和キリンの一員として、従業員にはプライド関連の取り組みに関心を持っていただきたいと思います。

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