ペイシェント誰も取り残さない未来を目指して 協和キリンの希少疾患に関する取り組み

目次
希少疾患の定義と、世界各地や協和キリンで行われている取り組みをお伝えします。
希少疾患とは
希少疾患は、患者数が少ないことや、病気のメカニズムが複雑なことなどから、治療・創薬の研究が進まない疾患を指します。疾患ごとの患者数が少ないため病気についてわからないことも多く、治療法、関係者や周囲からの理解などが不足している現状があります。世界には6000をこえる希少疾患があり、3億人以上の患者さんがいると推定されています※1。
- ※1 参照元:European Journal of Human Genetics (2020) 28:165–173
協和キリンの取り組み
さまざまな希少疾患の患者さんやそのご家族、関係者からお話をうかがい、自分たちができることを考え、取り組みを進めています。
世界で広がるRare Disease Day
「世界希少・難治性疾患の日(Rare Disease Day:RDD)」は希少疾患患者さんがより良い生活を送ることを目指し、2008年にEURORDIS によって始められた国際的な取り組みです。
毎年2月の最終日に開催されており、現在では、100ヵ国以上の患者団体が参加し、世界各地でさまざまな活動が展開されています。
当社ではRDDが開催される月に合わせて、世界各地の従業員に呼びかけ、全社を挙げて啓発活動を実施しています。RDDは、希少疾患とともに生きる人々に思いを寄せるとともに、私たちの仕事の意義をあらためて見つめ直す大切な機会となっています。
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