2025年のプライド月間を迎え、私たち協和キリンは、LGBTQ+コミュニティの皆さんが私たちに与えてくれる貢献を称え、私たち一人ひとりがもたらす多様性を大切にしています。それぞれの個性を尊重することで、新しいアイデアを生み出し、さまざまな考え方を育て、革新をさらに進めることができます。個性を活かすことで、私たちは一緒により強くなれるのです。
今年のテーマは、WorldPrideの取り組み「The Fabric of Freedom」からインスピレーションを得ています。この取り組みでは、LGBTQ+コミュニティの強さは、まるで布のように互いに結びつき、それぞれの人間性を理解し合ってきたことにあるという考えが見事に表されています。コミュニティのこれまでの発展を称えるとともに、世界人口の9％を占める世界中のLGBTQ+の人々が直面し続けている課題への意識を高めることを促していますi。
このことを踏まえ、協和キリンのプライド月間2025のテーマは「Threads of Connection: Woven with PRIDE（つながりの糸：プライドを込めて）」としました。このテーマは、織り込まれたタペストリーのように、私たちの強さはお互いを支えあうことにあり、お互いの違いの美しさを大切にすることを思い出させてくれます。まるで1本の糸から1枚の布ができるように、私たちが共有するストーリーの1つ1つが、協和キリンのコミュニティのつながりを強くするのです。
約5700人の従業員が、世界50カ国以上で製品を提供している私たち協和キリンは、患者さんやその家族、介護者、医療従事者にLife-changingな価値を届け、笑顔にすることを使命とするグローバル企業です。誰もが自分の背景、性的指向、性別のアイデンティティに関係なく、自分らしくいられると感じられる環境を育むことは、私たち皆で責任を持って行うことです。
私たちのLGBTQ+コミュニティへのコミットメントは、言葉だけではなく、行動で示されています。世界中で、私たちはLGBTQ+の同僚やその周囲のコミュニティを直接支援するための取り組みを行っています：
協和キリンでは、“価値観”が私たちのあり方を示しています。その1つが「Teamwork/Wa」です。「Wa/和」は集団の調和を示す日本の概念を体現したものであり、私たちをつなぎ合わせ、誰もがありのままの自分らしさを発揮できるよう力を与えてくれます。当社の価値観に加えて、KABEGOE Principlesからも協力し合う姿勢が思い起こされます。KABEGOE Principles は、協和キリンの歴史とDNAを深く反映し、私たちが日々行う仕事の中で“仲間を思いやる”こと“全ての声に居場所をつくる”ことが掲げられています。
価値観とKABEGOE Principlesを指針とし、誰もが歓迎されるグローバルなチームを作り続け、LGBTQ+の従業員ならではの貢献を称えます。彼らの情熱と創造性は、患者さんやそのご家族、介護者、医療従事者にLife-changingな価値を届ける力となっています。
私たちは協力し、すべての人のためにより明るい未来を築くことができます。1針1針糸を通し布を織るように、共に学び、成長し、より良い未来を築いていきます。このようなつながりの糸は私たちのあり方を示しています。そして協和キリンでは、その布にはプライドが織り込まれているのです。
自分自身や大切な人、お互いを大切にしてください。
Abdul Mullick, Ph.D.
Representative Director, President & COO
Kyowa Kirin Co., Ltd.
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